先日、生徒さんと話していたのですが、本当に強くなるには土台から作っていく必要があります。土台とは、マーシャルアーツ・アカデミーが提唱する理論である「昔の稽古の重要性」が勿論あります。
凡人は幹や値を先に育てる必要がある。それが古来からの武道の基本稽古である、と考えます。
当アカデミーとしては、たった週二回の稽古ではそこまでしか出来ませんが、さらに武道としての空手を求めたい方には、その奥、心のコントロールや自律神経のコントロール、そしてその為に必要な食や栄養、東洋思想といったものまで伝えていきます。
その時に必要なのが、下記の記事に書かれている様な長期的視野を持てる能力になります。
西洋的な部分的、分析的思考ではなく、 東洋的な全体的、包括的、そして長期的な思考が出来る能力。心の健康、元気といったものは、食べ物、体に住まわせている人間と共生している細菌やウイルスと密接に関係しているからです。
特に、やる気は腸内細菌のバランスが強く影響していると言いますし、皮膚に住んでいる常在菌も影響を与えている様です。
人間の強さというものを本質的なものから、研究するとこういった土台を深く掘り下げていく必要があります。
「何かやる気が出ない」とか、「上手く頭が働いてくれない」という根っこにある理由は、細菌やウイルスとの関係が大きい事は最近の脳科学や精神医療の分野からも理解されつつあります。 そういった視点からも、このお医者さんの記事はとても勉強になるので、興味の持てる人は読んでみて下さい。 少し長いですが本当にオススメです。
投稿者プロフィール

- マーシャルアーツアカデミー代表・空手クラス担当
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東京の大手フルコンタクト空手の道場で長年修行。
空手修行の一環としてボクシングやキックボクシングも学び、プロライセンス取得・試合も経験。
道場での指導の傍ら、ボクシングトレーナー、フィジカルトレーナーとしても活動しています。
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