タイトルは僕の人生のテーマでもあるし、ウチの道場の存在理由でもあります。

自分はやりもしないで、一生懸命に頑張っている人を小バカにする人間にはなってほしくないんですよね。そういう人って、一番かっこ悪いと思う種類の人。

出来ない理由なんて、探せばなんぼでも見つけられる。

「歳だから」
「才能が無いから」
「体格が無いから」
「体力が無いから」
「忙しいから」

そういうのって気持ちはよく分かるし、確かに条件は良くないかもしれないけど、厳しい言い方をするなら、結局は全部、言い訳なんですよね、逃げるための。

どんな状況でも、やる人は必ずいるし、やる気のある人は必ず出来る理由を探し出す。勿論、やりたくない事なら全くやる必要はない。

でも「やりたい気持ち」がもし少しでもあるなら、なるべく早くやった方がいいと思う。

僕は迷ってる人にいつも言うんですけど、常に「自分史上、今が一番若い」んですよね。明日になったら、確実に一日分 老けてるし、一年後なら一歳老けてるんですよ。

だから、どうせやるなら少しでも早くやった方がいい。一歩踏み出して何年か経った時、必ずその時 一歩踏み出した自分に感謝する日が来るんですよ。

僕は今でも15歳の時、恐る恐る道場の門を叩いたあの日の自分に今でも心の底から感謝してますもん。あの日、ビビリながらも、勇気を振り絞った自分が居なかったら、今の自分は存在しないから。

あの日の自分が居なかったら、今、道場を開いている自分も存在していないし、そうすると当然、皆さんと出会う事も無かったわけですから、あの日の勇気は自分の人生の為だけのものではないんですよね。

そして、あの日の自分に感謝しているから、今の自分を怠けさせる事は出来ないという想いが強くあります。

入門前、カッコ悪いんですけど、めちゃくちゃ怖くて道場の前を行ったり来たりしていたんですよ多分30分以上そんな感じやったと思います。その当時ってネットどころか雑誌だって普及してないから、今みたいに情報が無くて、もう「空手バカ一代」の漫画をそのまんま盲信してるんですよね。入ったら、半殺しみたいな目に遭ったらどうしよう?って。

時々は怠けたくなるけど、今の自分がダラダラと手を抜いて生きてたら、あの日の自分を裏切る事になってしまうから。

挑戦してる他人を笑ってる側の人間ではなく、挑戦した自分を誇りに思える人間が集う場でありたいですよね。

投稿者プロフィール

岡本
岡本マーシャルアーツアカデミー代表・空手クラス担当
東京の大手フルコンタクト空手の道場で長年修行。
空手修行の一環としてボクシングやキックボクシングも学び、プロライセンス取得・試合も経験。
道場での指導の傍ら、ボクシングトレーナー、フィジカルトレーナーとしても活動しています。
最新記事一覧
スポンサーリンク