人間に限らず、生物というのは脳や神経の構造上、環境の変化を嫌うものだと言います。
遺伝子を伝えていく為に存在するシステムだから、なるべく変化させずに今を維持していこうとするものらしい。
だから、人間はなかなか時代や環境の変化を感じ取れないし、薄々 気付いていたとしても、変化を先伸ばしにしたり、避けようとしてしまう。
それは人間という「生物」としては、正しい行動なのだといいます。
しかし、「社会的な生き物」としては、それでは困る。人類が作り上げてきた社会や科学の変化に対応出来なくなってしまう。
現在はこれだけ科学が発達し、脳や神経についても少しずつ解明されいるのだから、何か上手い方法、人間の精神面・感情面を上手く誘導する様な教育法が生み出せないものかなと思います。
人間の陥りやすい弱点を押さえた上で、その落し穴にはまりにくい様に導く方法、柔軟な思考や行動が出来る為の教育システムが作れるんじゃないかなと思うんですよね。
昔の教育って、科学的ではなかったかもしれないけど、人類の長い経験の中から作られた、なかなか合理的な教育法やったと思うのです。
科学が進み、昔の人が行っていた方法が実は理に適っていた、と分かってきた例は多いですよね。
ヨガや宗教の脳波の使い方や瞑想法、呼吸法、イメージの操作法とか。
ああいったものを科学的な理論で焼き直すと、かなりいいものが出来るんじゃないかな~と色々考えています。
投稿者プロフィール

- マーシャルアーツアカデミー代表・空手クラス担当
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東京の大手フルコンタクト空手の道場で長年修行。
空手修行の一環としてボクシングやキックボクシングも学び、プロライセンス取得・試合も経験。
道場での指導の傍ら、ボクシングトレーナー、フィジカルトレーナーとしても活動しています。
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