Web周り担当のkoukaです。

2018年10月21日(日)、「僕らの小さな循環プロジェクト」さん主催の「無農薬のお米を刈ろう」というイベントに道場のみんなで参加してきましたので、そのレポートをします。

茶畑の景観が美しい京都府相良郡「和束町」へ

京都市内で生まれ育った人間は、京都市外に対する興味関心がほぼないと言って過言ではなく、失礼ながらその代表格に近い私は、「和束町」という地名すら聞いたことがありませんでした。

行ってびっくり! きれいなところですね。見事な茶畑が広がっています。その美しさから「茶源郷」とも呼ばれ、日本のお茶文化を発信しているのだそう。

 
 
 
 
 
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アクセスはJR加茂駅が最寄りで、そこから奈良交通バスが出ています(今回は車で行きましたが)。かなりの奈良寄りなので、京都の人より奈良の人のほうがよく知っている地域かもしれません。

最後の成果だけを刈る「美味しいとこ取り」を体験

午前9時過ぎ、イベントを仕切ってくださるリーダーの方から、道具の使用方法や狩った稲の結び方などのレクチャーを受けます。

参加者は全員で10名弱

鎌と軍手を拝借

私、発想が幼稚なので、こういうのを見ると武器にしか見えません。沖縄空手的な武器術もやってみたいんですけどねえ。

刈ることの難易度はさほど高くありません。写真のように刃を当て、手前に引くことで結構簡単に刈り取れます。

問題は、切った稲を結んで束ねるほうです。これがなかなかコツがいる。

古い稲藁を紐代わりにして束ねるのですが、あやとりですらロクにできない私は簡単に出遅れました。目の前でゆっくり見せてくださるのに、脳内に情報が入っていかない…。

しかしさすが本業の方、なんかテクった手付きであっという間に完成させちゃいます。

束ねたらこのように干していきます。

基本的にはこの作業の繰り返し。ところで、いくら「お気軽な体験」とはいえ、手間ひま掛けて育てられたお米の稲刈という、いわば”ゴールシュート”だけを味あわせていただくというのも申し訳ない気になったり。

そんなことを考えている間にバッシバシ狩られていく。体験者の皆さん、やる気満々です。

というより、みんな束ねるよりも刈るほうが楽しいらしく、分業に偏りが出まくりでした(私も刈ってばっかりいた一人…)

束ねるのを買って出てくれたチーム

それにしても、こうして見ると美しいものですね。

無農薬無肥料のため、どうしてもお米の収穫量は一般的な農法よりも少なくなるそうです。このように稲穂の先になっている米粒を見ていると、「お茶碗一杯分の贅沢さ」を考えさせられます。

いよいよ作業終了の12:00が近づいてまいりました。稲木干しも順調に片付いていくのを横目で確認し、僕はトンボとかを撮って遊んでいました(サボってすみませんw)。

ポップアートモードでどぎつく撮ってます

無農薬のおにぎりをランチに頂きイベント終了

お昼は作業場からすぐの『ゆうあんビレッジ』にて。会員制古民家だそうです。

超広角を持ってくるべきだった(T_T)

なんかおしゃれ! なんでも、築150年以上の歴史あるかやぶき建築をリノベーションして今の形にしたとか。和束町の歴史や文化を、芸術・学問・ITなどさまざまな分野を通じて発展させたいというコンセプトらしく、室内には訪れた学生や旅行者、また海外の方からのメッセージなどが貼ってありました。

待ってましたーーーーーーーー。

無農薬おにぎりと、どうやったらこんなにコクが出るの?という豚汁です。

我々、健康上の信条から普段はあまり糖質を取らないのですが、このときばかりは食らいつきました。特に講師陣は2人で12個も食べててちょっと引きました。

そうそう、書くのを忘れていましたが、これで参加費100円です。え?! 仮に労働力を提供したとしても、どう考えてもリターンのほうがでかい気がする……。

食後は、地元の方と茶話会を楽しみ、当道場からは代表・岡本によるストレッチ講座をさせて頂きました。私は用事にて先に失礼したため、レポートはここまでとなります。

さいごに

このように、当道場では、格闘技のほかにもさまざまな企画やイベントを計画したり、逆にお招きいただいたりしています。楽しそうなことには前のめりになって参加いたしますので、なにかございましたらぜひお声がけください!