自信って人から与えられるものじゃない。
「自分が自分に与える」もの。
人から誉められたがったり、認められたがったりする人は、そこが根本的に分かっていない。
こんな言葉は無いと思うけど、他人からの称賛を求めるのは自信じゃなくて「他信」を求めているだけ。そんなもん、人生では何の役にも立たない。
他人からの承認や称賛を求めても、それは無駄。その麻薬の効果は一瞬で切れる。脳内に本当にそういうホルモンが出ているのは、もう分かっているのだから、その怖さはもっと知られるべきやと思う。
翌日にはまた誉め言葉という麻薬を求め始める。そしてどんどん他者承認の中毒になる。
誉める教育はそうやって人間をダメにしていく。誉め言葉ジャンキーの出来上り(笑)
今の社会は、わざとそうやって他者評価に依存する人間を増やしている。
その方が企業や社会の現在のシステムにとっては都合がいいから。自分自身で判断せず、他者や世間の目を気にする弱い人間が多い方が。
他人になんぼ誉められたって、自信なんて生まれません。自分が自分の事を好きになれないんなら。
当たり前の話で、本当の自分の醜い姿、弱くて情けない自分の姿は、自分自身が一番知っている訳やし。その心の隙間は、他人からの称賛では絶対に埋められない。
他人よりも、毎日毎日一緒にいる自分自身が本当に自分を好きになれる様に、自分を律して生きればいい。
そうすれば、自分の事が好きになる。自分の事を信頼出来るようになる。
他人に信じて貰うんじゃない。
その前に、自分自身が自分を信じてあげる。
でもその為には、「自分が信じるに値する自分自身」をまずは作り上げる。
「他者承認の前に、自己承認ありき」なんやと思います。
投稿者プロフィール

- マーシャルアーツアカデミー代表・空手クラス担当
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東京の大手フルコンタクト空手の道場で長年修行。
空手修行の一環としてボクシングやキックボクシングも学び、プロライセンス取得・試合も経験。
道場での指導の傍ら、ボクシングトレーナー、フィジカルトレーナーとしても活動しています。
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