柔術クラスの高津です。

これまで組み技系の武道や格闘技はいろいろやってきましたが、今年の春から空手にも挑戦しています。当アカデミー空手クラスの岡本先生を教わり、基本から徐々に稽古しておりました。

いよいよ12月に大会初出場を控え、最近は試合で使える技術を少しずつ練習しています。先日は組手立ちの構えで前脚の蹴りを放つ練習をしました。

後ろ脚からは前蹴り、回し蹴りともずいぶん自然にできるようになってきていましたが、前脚からサンドバッグを蹴ると

「ペチッ」

という情けない音と蹴りごたえ・・・

しかし!前屈立ちや後屈立ち、三戦立ちなどの基本稽古で”軸” や ”壁”、”筋力に頼らない動作” ”重心感覚” などの意識をつくっていたおかげで、少し感覚のアドバイスをいただけばたちまち

「バシッ」

と蹴り込めるようになりました。

試合・実戦で使える技や動きはもちろん大事ですが、はじめから表面的なテクニックの習得にとらわれては、かえって遠回りかもしれません。

骨格やインナーマッスルの連動、感覚の養成など、身体を自在に動かすための修練をじっくり行う基本稽古は大切だなと、つくづく思いました。

投稿者プロフィール

高津柔術クラス担当
学生時代は柔道を修行。後にサンボやブラジリアン柔術を学び、道着なしのグラップリング格闘技も経験。現在も試合に出場している。

最近は新たに空手も始め、試合出場をめざして特訓中。
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